ボウイ関連書籍（洋書） 1970年代

Presenting David Bowie!

1975年出版のDavid Douglasによって著されたボウイの評論本。Melody Maker誌やRolling Stone誌、ほかにも新聞などのレヴューやインタヴューをふんだんに引用しており、メインマン崩壊あたりまでのディープなボウイ周辺の事情が記されている。写真は一切載っておらず、英語に堪能な人でなければ読破するのはなかなか難しそうである。

The King of Glitter Rock David Bowie! / David Bowie His private & His public lives, his music, his films, his future

『Stardom Books デヴィッド・ボウイ』の原書。1976年のツアーあたりまでのボウイ史を写真と音楽誌や新聞のレヴューとあわせて検証する写真集を兼ねた研究本。イギリス向けにはタイトルや表紙を変更した同内容の『David Bowie His private & His public lives, his music, his films, his future』として1977年（赤ロゴ）と’83年（黄ロゴ）に刊行された。

The Discography Of A Generalist 1962-1979

米イリノイ州在住のDavid Jeffrey Fletcher氏が1979年に自費出版した最古のマニア本。リング・ノートに綴られているのは1979年までのバイオグラフィーをはじめディスクガイド、TV出演データや映画のレビュー、ツアー・データやライヴを録音したテープのグレーディング、さらには著者のボウイ日記まで掲載されている。写真はファン仲間が提供したステージ・フォトやシングル盤やブートレッグなどのボウイ・アイテムほか多数掲載されているが、自費出版なので印刷はずいぶんと粗い。 後続のコレクターズ・ガイドには情報の量やその質など劣ってしまうものの、ボウイ・マニアな一人の男性の視点がテキストや写真の選び方、レイアウトなどにも滲み入っており（Rose Wintersとクレジットされた編集者の手腕か）味わい深いというか、何度もページを開きたくなる一冊に仕上がっている。

Bowie Lives & Times Bootleg Records Illustrated

詳細は後ほど掲載。