リリース形態:Vinyl / CT / 8track / CD / SACD / DD 参考:Discogs Wikipedia
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Let’s Dance | ||
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A1 | Modern Love | モダン・ラヴ |
A2 | China Girl | チャイナ・ガール |
A3 | Let’s Dance | レッツ・ダンス |
A4 | Without You | ウィズアウト・ユー |
B1 | Ricochet | リコシェ |
B2 | Criminal World | クリミナル・ワールド |
B3 | Cat People (Putting Out Fire) | キャット・ピープル |
B4 | Shake It | シェイク・イット |
’83 世界タイトル奪取
古巣のRCAを離れ、EMIアメリカへ移籍したボウイの3年ぶりの新作『Let’s Dance』は1983年4月14日に全世界一斉発売となった。それまでの3年間をボウイは舞台やTVドラマ、映画の主演など、おもに俳優業に費やしてきていたが、ファンは80年以降に発売されるベスト盤や単発のシングルで何とか飢えをしのいできていた。そこにようやく届けられたのが『Young Americans』以来の違和感のかたまり、タイトルそのままのダンス・ミュージックに徹底したアルバムだった。
ファンの困惑をよそにセールスは全英1位、全米4位を記録し、シングル・カットされた3曲もすべてが大ヒット。国内においても同時期に主演映画『戦場のメリー・クリスマス』が連日満員の大ヒット、ワールド・ツアーでの来日公演も即時ソールド・アウト、テレビや雑誌で特集が組まれるなど、旧来ファンの数倍もの新たな層を獲得した未曾有のボウイ・フィーバーが巻き起こっていた。現象だけをとってもみてもこれだけのエピソードを抱える『Let’s Dance』、このメガヒットはどのようにして成し遂げられたのだろうか。
82年、『戦場のメリークリスマス』のロケ地に赴いたボウイは50年代のR&Bを独自に選曲した自家製カセットテープを持参し、ジェームス・ブラウンをはじめアラン・フリード、エルモア・ジェイムスにアルバート・キング、レッド・プライソックやバディ・ガイなどのルーツ・ミュージックを聞き込んでいた。「新作はどうしてもヒットさせたいんだ」とボウイ側よりプロデュースのオファーを受けたナイル・ロジャース。彼はシックというダンス・サウンドで人気を博したグループのギタリストで、プロデューサーとしての地位も築いていた当時のヒットメーカーである。二人で綿密に時代を分析し、ダンス・フロアに対応するビッグ・バンド風のアルバムに仕上げるべく、シックの人脈をも駆使してミュージシャンをセッティング、NYのパワーステーション・スタジオでレコーディングを開始する。そして83年の春先にはトラックダウンを終え、ミックス作業に入るのだが、この最終段階においてもミックスに名高いボブ・クリアマウンテンを起用するという、ヒット攻略に手ぬかりなしの徹底ぶりである。
あの狂騒から22年。懐かしく思うも『Let’s Dance』の論争に終止符はまだ打たれていない。プラチナ・ブロンドのあの髪とパステル・スーツで軽快にダンスするボウイを嫌悪するファンは今でも多いし、80年代ボウイはなかったこととしているファンも多いだろう。
参加ミュージシャンほか
Nile Rodgers : Guitars, Horn Arrangements, Mixing Assistance
Stevie Ray Vaughn : Guitars
Carmine Rojas : Bass
Omar Hakim : Drums
Tony Thompson : Drums
Rob Sabino : Keyboards
Robert Arron : Tenor Sax, Flute
Bernard Edwards : Bass (track4)
Steve Elson : Baritone Sax, Flute
Sammy Figueroa : Percussions
Mac Gollehon : Trumpet
Stan Harrison : Tenor Sax, flute
Frank Simms : Backing Vocals
George Simms : Backing Vocals
David Spinner : Backing Vocals
David Bowie : Vocals, Horn Arrangements, Mixing Assistance
Bob Clearmountain : Engineering, Mixing
Greg Gorman : Photography
Derek Boshier : Painting On Cover
Mick Haggerty : Package Design
レコーディング・スタジオ
New York, Power Station
ヴァージン再発CD ボーナス・トラック | ||
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01 | Under Pressure | アンダー・プレッシャー |
各種リリースフォーマット
AML3029 | EMI UK LP | 1983 |
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SO/4XO17093 | EMI US LP | 1983 |
MFSL1083 | Mobile Fidelity Original Master Recording LP | 1983 |
EYS91069 | Japan Limited Editon Picture LP | 1983 |
1C264400165 | US Cassette Tape | 1983 |
CDP7460022 | EMI UK CD | 1983 |
CDP546002 | EMI US CD | 1983 |
CP353034 | EMI Japan CD | 1983 |
CP435772 | EMI Japan Gold CD (Eternity Gold Series) | 1988 |
CDVUS96 | Virgin US CD (Contains 1 Bonus Tracks) | 1995 |
VJCP25210 | EMI Japan CD (Contains 1 Bonus Tracks) | 1995 |
5218960 | EMI UK CD | 1999 |
72435433192 | SACD | 2003 |
TOCP70154 | EMI Japan Mini-LP Replica CD | 2007 |