X

Live Nassau Coliseum ’76 / ライヴ・ナッソー・コロシアム’76

Back Cover
Disc
2LP Vinyl
発売日:2017年2月10日  レーベル:Parlophone  チャート:英圏外/米圏外
リリース形態:Vinyl / CD / DD  参考:Discogs

Amazon:国内盤CD  Amazon:輸入盤CD  Amazon:輸入盤アナログ

Live Nassau Coliseum ’76
Disc1
01 Station To Station ステイション・トゥ・ステイション
02 Suffragette City サフラゲット・シティ
03 Fame フェイム
04 Word On A Wing ワード・オン・ア・ウイング
05 Stay ステイ
06 Waiting For The Man ウェイティング・フォー・ザ・マン
07 Queen Bitch クイーン・ビッチ
Disc2
01 Life On Mars? 火星の生活
02 Five Years 5年間
03 Panic In Detroit デトロイトでのパニック
04 Changes チェンジズ
05 TVC15 TVC 15(ワン・ファイヴ)
06 Diamond Dogs ダイアモンドの犬
07 Rebel Rebel 愛しき反抗
08 The Jean Genie ジーン・ジニー

幽玄至極の上手

70年代から常にボウイの海賊盤の最高峰に数えられてきた1976年3月23日ニューヨーク郊外のユニオンディールのナッソー・コロシアムでのコンサートのオフィシャル・リリース。この公演はキング・ビスケット・フラワー・アワーの放送用音源がソースでRCAレコードが録音したものとなる。
パフォーマンスの全容がオフィシャル化するまでは段階的で、先ず1991年「Word On A Wing」と「Stay」の2曲がRykoの再発CD『Station To Station』のボーナス・トラックに含まれ、それからおよそ10年後ようやく2010年に発売となった豪華リパッケージで2枚組完全収録というかたちで普及することとなった。そして2017年には単体リリースまでもが実現した。

公演はルイス・ブニュエルとサルバドール・ダリが撮った1928年のフィルム『アンダルシアの犬』から剃刀で眼球を切断する、シュルレアリスティックなシーンをスクリーンに投影するところから始まった。
コカインまみれのシン・ホワイト・デュークがロウ・ムーン(上弦の月)とボウイによって名付けられた黒白の人種混成バンドの粗削りかつ稲妻のように鳴り響くサウンドの奥で宙空に魔法陣を描くかのように歌い踊るステージが目に浮かぶ。
バンドが黒と白ならボウイの衣装も白いワイシャツに黒いベストとトラウザーズ、白色蛍光灯の白と装飾なしの舞台の黒。コカインの白と魔術の黒。ステイション・トゥ・ステイション・ツアーには表現主義へと行き着く寸前、ナチス時代ドイツのプロパガンダ美術のような力強さと荒々しさが満ちている。

参加ミュージシャンほか

  Stacy Heydon : Guitar, Backing Vocals
  Carlos Alomar : Guitar, Backing Vocals
  George Murray : Bass, Backing Vocals
  Tony Kaye : Keyboards, Backing Vocals
  Dennis Davis : Drums, Backing Vocals
  David Bowie : Vocals
  Vern “Moose” Constan : Lighting Crew
  Rob Joyce : Lighting Crew
  Dave Hewitt : Engineering
  Harry Maslin : Mix, Produce

レコーディング・ライヴ

  1976/3/23 New York, Uniondale, Nassau Coliseum

各種リリースフォーマット

RP2-558572 Parlophone EU 2CD 2017
DB 74768 Parlophone US 2LP 2017
WPCR-17599/600 Warner Japan 2CD 2017
" Iwai Takumi : ."

Comments are closed.