リリース形態:Vinyl / CD / DD 参考:Discogs
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Live Nassau Coliseum ’76 | ||
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Disc1 | ||
01 | Station To Station | ステイション・トゥ・ステイション |
02 | Suffragette City | サフラゲット・シティ |
03 | Fame | フェイム |
04 | Word On A Wing | ワード・オン・ア・ウイング |
05 | Stay | ステイ |
06 | Waiting For The Man | ウェイティング・フォー・ザ・マン |
07 | Queen Bitch | クイーン・ビッチ |
Disc2 | ||
01 | Life On Mars? | 火星の生活 |
02 | Five Years | 5年間 |
03 | Panic In Detroit | デトロイトでのパニック |
04 | Changes | チェンジズ |
05 | TVC15 | TVC 15(ワン・ファイヴ) |
06 | Diamond Dogs | ダイアモンドの犬 |
07 | Rebel Rebel | 愛しき反抗 |
08 | The Jean Genie | ジーン・ジニー |
幽玄至極の上手
70年代から常にボウイの海賊盤の最高峰に数えられてきた1976年3月23日ニューヨーク郊外のユニオンディールのナッソー・コロシアムでのコンサートのオフィシャル・リリース。この公演はキング・ビスケット・フラワー・アワーの放送用音源がソースでRCAレコードが録音したものとなる。
パフォーマンスの全容がオフィシャル化するまでは段階的で、先ず1991年「Word On A Wing」と「Stay」の2曲がRykoの再発CD『Station To Station』のボーナス・トラックに含まれ、それからおよそ10年後ようやく2010年に発売となった豪華リパッケージで2枚組完全収録というかたちで普及することとなった。そして2017年には単体リリースまでもが実現した。
公演はルイス・ブニュエルとサルバドール・ダリが撮った1928年のフィルム『アンダルシアの犬』から剃刀で眼球を切断する、シュルレアリスティックなシーンをスクリーンに投影するところから始まった。
コカインまみれのシン・ホワイト・デュークがロウ・ムーン(上弦の月)とボウイによって名付けられた黒白の人種混成バンドの粗削りかつ稲妻のように鳴り響くサウンドの奥で宙空に魔法陣を描くかのように歌い踊るステージが目に浮かぶ。
バンドが黒と白ならボウイの衣装も白いワイシャツに黒いベストとトラウザーズ、白色蛍光灯の白と装飾なしの舞台の黒。コカインの白と魔術の黒。ステイション・トゥ・ステイション・ツアーには表現主義へと行き着く寸前、ナチス時代ドイツのプロパガンダ美術のような力強さと荒々しさが満ちている。
参加ミュージシャンほか
Stacy Heydon : Guitar, Backing VocalsCarlos Alomar : Guitar, Backing Vocals
George Murray : Bass, Backing Vocals
Tony Kaye : Keyboards, Backing Vocals
Dennis Davis : Drums, Backing Vocals
David Bowie : Vocals
Vern “Moose” Constan : Lighting Crew
Rob Joyce : Lighting Crew
Dave Hewitt : Engineering
Harry Maslin : Mix, Produce
レコーディング・ライヴ
1976/3/23 New York, Uniondale, Nassau Coliseum各種リリースフォーマット
RP2-558572 | Parlophone EU 2CD | 2017 |
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DB 74768 | Parlophone US 2LP | 2017 |
WPCR-17599/600 | Warner Japan 2CD | 2017 |