Where Are We Now?
- 監督
- Tony Oursler
- 発表
- 2013年1月8日
- 収録時間
- 約4分35秒
- 映像ソース
- YouTube
人形劇やマルチメディアのインスタレーションで知られる芸術家トニー・アウスラーが撮ったMV。プリズム、額縁、脚立などが無造作に置かれたアトリエ。テーブルの上には、箱の上に並んで座る繋がった2体の人形、そして背景のスクリーンにはモノクロの映像が流れていく。人形の頭部に切り貼りしたかのように浮かぶのは、緑寿(66歳)を過ぎても精悍さを失わないボウイとアウスラーの妻であり芸術家のジャクリーン・ハンフリーズの顔。薄暗がりのアトリエで「Where Are We Now?」(今、僕らはどこにいる?)と人形のボウイは問い続ける。
01. Where Are We Now?
The Stars (Are Out Tonight)
- 監督
- Floria Sigismondi
- 発表
- 2013年2月25日
- 収録時間
- 約5分54秒
- 映像ソース
- YouTube
『Earthling』以来久々に『The Next Daay』関連の映像ディレクションを任されたフローリアン・シジスモンディによるMV。共演は妻役にティルダ・スウィントン、隣人役にイセリン・ステイロ、ほかにもアンドレイ・ペジック、サスキア・デ・ブロウらモデルを起用。平凡で幸せな夫婦が若いセレブ・カップルの悪魔的な囁きに支配される、そんな狂気を孕んだストーリーと映像美がくせになる。
01. The Stars (Are Out Tonight)
The Next Day (Explicit)
- 監督
- Floria Sigismondi
- 発表
- 2013年5月7日
- 収録時間
- 約4分35秒
- 映像ソース
- YouTube
『ザ・ネクスト・デイ』からの第3弾となるMVで監督はフローリア・シジスモンディ。デカメロンと呼ばれる教会の絡んだ売春宿にやってくる聖職者に扮したゲイリー・オールドマン。そこには売春婦のマリオン・コティヤールや修道女、そして聖職者のボウイらの姿。ヴィジュアルは血と神の冒涜に満ちており過激。グロテスクかつエロティックな表現が含まれているためYouTubeでは年齢制限の規制がかかっている。そのうえカトリックの重鎮が「人を苛立たせる未熟な内容」と酷評を発表したことでさらに波紋が広がった。トニー・ヴィスコンティ曰く「これはカトリックの枢機卿か暴君かについての歌」。01. The Next Day (Explicit)
Valentine’s Day
- 監督
- Indrani Pal-Chaudhuri, Markus Klinko
- 発表
- 2013年7月15日
- 収録時間
- 約3分9秒
- 映像ソース
- YouTube
監督はインドラーニとマーカス・クリンコの写真家コンビ。撮影はブルックリンのレッドフック穀物倉庫で行われ、ワイシャツとデニム姿のボウイが赤いスタインバーガー(ギター)を弾き、ときには猟銃を撃つ構え、強硬な銃規制反対論者だったNRA(全米ライフル協会)元会長チャールトン・ヘストンの演説でのポーズを模したパフォーマンスが見られる。「ヴァレンタイン・デイ」の歌詞は2008年2月14日にノーザン・イリノイ大学で起こった学生による銃乱射事件をはじめアメリカにおける銃を保持する権利と銃規制の問題を題材にしている。イリノイ州はヘストンの出身地でもある。
01. Valentines Day
Love Is Lost (Hello Steve Reich Mix by James Murphy for the DFA) Edit
- 監督
- Indrani Pal-Chaudhuri
- 発表
- 2013年10月30日
- 収録時間
- 約4分12秒
- 映像ソース
- YouTube
「Love Is Lost」リミックスのMVはボウイが写真家のジミー・キングと長年のパーソナル・アシスタントのココ・シュワッブの協力を得て、ボウイ自身のオフィス(マンハッタンのアパート)で撮影・編集された。製作費は記録用のUSBメモリの費用である12.99ドルのみだったと発表され話題になったがヴィデオに登場するシン・ホワイト・デュークやクラウンたちの等身大の木製パペットは以前「The Pretty Things Are Going To Hell」のMV用にジム・ヘンソン工房へ制作依頼したもので、これらの制作費とジミー・キングやココの人件費は当然だが予算には含まれていない。
01. Love Is Lost (Hello Steve Reich Mix by James Murphy for the DFA)